農家ヒロシインタビュー
ヒロシさんのお米作りへの想いを
インタビューしました。
Q
お米農家になったきっかけは何ですか?
きっかけは、もともと米農家をしていた父が体調を崩し、
先祖代々受け継いできたお米作りが途絶えてしまうのではないかと、危機感を感じたことですね。
小さいころから祖父や父が農業をしていた様子は見ていたので、どういうものかはある程度知っていました。
当時は富山の高校で物理教師をしていましたが、せっかくやるのであれば
本格的にやろうと決心し、農家になりました。
Q
高校で物理教師をされていたんですね。
教師の経験がお米作りに活かされたことはありますか?
高校で授業をしている様子
いっぱいありますね。
大きく活かされたのは、物理学の「データ分析」の経験ですね。
物理学というのは、ざっくり言うと、ある事象からデータを収集・分析して、
普遍的な法則を見出すっていう学問なんですよ。
このデータ分析の経験が、ヒロシノキモチに大きく貢献していて、例えば、栽培において重要な肥料。
これが一般的なお米農家では、農家の勘や経験をもとに量を決めてるんですが、
ヒロシノキモチの栽培では、科学的にベストな成分量の肥料をオリジナルで作ってます。
独自に収集した気象データとお米の栽培に関するデータを組み合わせて分析して、
そこから仮説を見出して、様々な配分量の肥料でお米作りをしました。
そうした結果、2023年の全国的にお米が不作と言われていた年に、うちの農園では逆に
前年比2割増の収穫量になりました。
Q
それはすごいですね!
他にも栽培で工夫されていらっしゃることはありますか?
農薬散布用のドローン
農業のDXですね。
ドローンを使用した農薬散布はもちろん、クボタのクラウドシステムを使って、
日々生育状況や食味・収量の管理をしてます。
収穫時に使用するコンバインにセンサーが取り付けられていて、自動でデータを収集できるんですよ。
Q
DXと物理学の視点でお米作りをされているんですね。
お米作りをしていて、一番のやりがいは何ですか?
そうですねー。色々あるんですが、やっぱり一番は食べていただいた方に
「おいしい」って言っていただけることですね!
友人に五つ星お米マイスター資格を持っている方がいて、その方にも
「おいしい」って言ってくれたことは、その後の栽培において自信につながりましたね。
Q
最後に、今後米農家としてやっていきたいことはありますか?
先程DXとかの話をしましたが、今後もそうした新しい工夫を通して、
自分自身が農業経営のモデルを作り出し、農業を魅力ある職業にすること。
そして若い世代の農業従事者を増やし、日本の農業の未来に花を咲かせたいですね。